子宮筋腫とのお付き合いその３～帝王切開の場合一緒に筋腫はとってもらえるの？～【妊娠後期から出産まで】
前回の記事
- 子宮筋腫とのお付き合いその１～子宮頸がん検診で見つからなかった筋腫が妊活中に見つかった！～【妊活から妊娠まで】
- 子宮筋腫とのお付き合いその2～激痛で妊娠中に緊急入院！そして切迫流産に～【妊娠初期から中期】
子宮筋腫の痛みが出てくる場合のほとんどが私のように妊娠初期に起こるそうで、中期後期は筋腫自体はおとなしくしているケースが多いようです。
私も初期の入院以来は特に大きなトラブルなく妊娠生活を過ごすことができました
もちろん静かにしているだけで子宮筋腫がなくなることはありませんが・・・(p_-)
帝王切開と子宮筋腫の手術は同時にできるの？
妊娠後期に入り「いよいよ出産だ！」と楽しみな気持ち半分、不安な気持ち半分で過ごしていました。
妊娠後期の妊婦健診で、先生に子宮筋腫のことで気になっていたことを聞いてみました。
「このままトラブルなく出産までいけば自然分娩になると思いますが、
もし分娩当日何かがあって緊急帝王切開になった場合、
手術時に子宮筋腫は取ってもらえないんでしょうか？」
だって、子宮筋腫取るためだけに産後にまたお腹切る手術するなんて大変すぎる！
どうせお腹を切って手術するなら、ついでに余計な筋腫も取って欲しい！
と何の知識もない単純な私はそう思いました。
【緊急帝王切開とは】
自然分娩を予定していたが、分娩時に赤ちゃんや母体に何らかのトラブルがあり、
すぐに赤ちゃんを取り出さなければならない場合に行う帝王切開のこと。
出産は何が起きるかわからないので、緊急帝王切開はどの妊婦さんにも起こる可能性があります。
しかし当たり前ですが妊娠中の手術はそう簡単な物ではなかったようです。
「もし当日に緊急帝王切開になっても子宮筋腫は一緒に取れません」
と先生にはっきり言われてしまいました。
帝王切開で同時に筋腫が取れない理由
先生から説明してもらった筋腫を同時に取れない理由は
「妊娠中は何が起こるかわからないから筋腫を取ってしまうと傷口から必要以上に出血する可能性があり母体が危険」
ということでした。
特例として、どうしても筋腫が邪魔をしてお産が難しい状態になった時のみ、手術で筋腫を取る場合もあるそうです。
しかし私の筋腫の位置的（子宮の上の方）にその可能性はないと説明を受けました。
子宮筋腫は 出産とは別にまた改めて筋腫取る手術をしなければいけないのです・・・。
【後悔】子宮筋腫との付き合いはもうしばらくつづく・・・
子宮筋腫は妊娠前に私が想像していたものよりはるかに厄介なヤツでした。
妊活スタートしたばかりのあの時は、のちに子宮筋腫にこんなに心身ともに苦しめられるなんて本当に思ってもみなかったです。
前のクリニックの先生から「大きい筋腫があるけど不妊とは関係ないから大丈夫」とだけ言われていた筋腫。
もしあの時に筋腫をとる手術しておけば…
なんて今考えても仕方ない事を思ったりもしました。
子宮筋腫はそのまま。無事出産しました
お産の時は少量の出血があったりしましたが、そのほかのトラブルはなく無事に元気な女の子が産まれました。
その出血が筋腫のせいだったのかまではちょっとわかりませんが、産後も特に筋腫が何かしてくる訳でもなく元気に過ごすことができました。
出産から1ヶ月後の検診の時にも、先生がエコーで筋腫をチェック。
筋腫の大きさは相変わらず10センチくらいあるようでしたが、特に問題ないそうです。
「筋腫の状態をエコーで定期的に見ていくから、1年に一回は検診に来てください」
との説明が最後にありました。
次の記事です
▼子宮筋腫シリーズ（続けて読んでいただけるとわかりやすいかも）
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