娘は現在1歳11か月です。離乳食は5か月からスタートしました。
だんだん固形の物が食べれるようになってきた8か月くらいから手づかみ食べがスタートし、1歳8か月くらいまで食事の95%が手づかみ食べでした。(親のスプーン介助のぞく)
今回はスプーンを嫌がり、ほぼ手づかみ食べオンリーで1年間食事をしてきた娘の1歳半から現在までの様子を書いていきたいと思います。
同じように「うちの子スプーン使わないけど大丈夫なの?」「いつからスプーンが使えるんだろう?」「いつまで手づかみ食べしてるんだろう?」と悩んでいるお母さんに読んでもらえると嬉しいです。
赤ちゃんの食事アイテム関連記事です♪
【離乳食から幼児食へ】アッフルチェアレビュー!補助具ガードとベルトを外して使ってみた【メリットデメリット】 – あれもこれもかじりたいガサツ母のブログ
Contents
【離乳食】手づかみ食べはいつから?
赤ちゃんが離乳食に慣れてきた9か月ごろから手づかみ食べをスタートさせます。
2回食の子もいれば、3回食に入ったばかり子もいますよね。
この時期になると、舌が前後・上下に加えて、左右にも動くようになり、食べ物を口のはしっこによせて、歯茎でつぶせるようになってきます。
バナナのかたさを目安に、角切りやスティック状にした野菜をあげて、自分で持って食べる練習を始めます。
育児書や離乳食本から見る「手づかみ食べ」の大切さやメリットや効果は?
食事に限らず、育児についてわからないことがあるとすぐに専門書を読むことにしています。
育児書、離乳食(また幼児食)の本が一冊あると結構便利です。
栄養士さん曰く、離乳食関連の本はどんどん新しい情報が加わっていくのでできれば最新のものが良いそうです。
そこで私が持っている本から「手づかみ食べ」について書いてある箇所を一部ですが引用しました。
「食べ物の食感を手でも感じさせてあげて」
手づかみしたり、こねまわりたりは赤ちゃんにとっては大事な成長の過程。自分で食べたいという意欲が出てきた証拠です。赤ちゃんの気持ちを認め、見守ってあげて。
手でつかんだ食べ物を口まで運んで食べることを覚える、また、食べ物のかたさや温度を知りつかむ力を加減するなど、手づかみによって学ぶことはたくさんあります。
最新決定版 はじめての育児 から引用
Q「まだフォークスプーンが苦手です。ごはんなども手づかみ食べしてしまいます(1歳10か月)」
A「無理に使わせようとせず、手づかみ食べをたくさんさせてあげてください。
自分で食べようという意欲が大切です。ただあまり使わなくてもスプーンは出しておきましょう。
自分でチャレンジする気持ちが芽生えてきたら、スプーンから使わせてください。うまくいかないときは手を添えたり、ほんの少しサポートしてあげましょう。すくいやすい食べ物から練習してみてもいいですね」
子供はいつまで手づかみ食べをするの?
子どもの食事について書いてある本にはどれも「手づかみ食べをたくさんさせればOK!」的なことが書いてあります。子どもの発達は個人差がありますので、「手づかみ食べはいつまでに卒業」という目安は特にありません。
しかし、他の子が上手く使えていると比べてしまったり、外食中手づかみでぐちゃぐちゃしているわが子を見て少し周りの目が気になってしまったりするお母さんもいるのではないでしょうか?
私も「このままの状態で本当にちゃんとスプーンへの移行はできるのか?」という不安はありましたが、
「でも本には手づかみ食べの大切さが書いてあるし、きっと娘には必要なことなんだろう!」
とにかく育児書や離乳食本や栄養士さんの言葉を信じ、娘と向き合ってみることにしました。
ここから下は「手づかみ食べ」をしつづけた娘の変わってきた姿です
手づかみ食べ1歳半 スプーンフォークにまったく興味なし
1歳半までは育児書や離乳食の本の「手づかみ食べをたくさんしよう!」という言葉通り、積極的に手づかみ食べをさせていました。
なるべくメニューはお焼きにしたり、野菜スティックにしたり・・・。
手づかみ食べだと、子どもの周りは汚れてしまうんですが、一人で意欲的にパクパク食べてくれるのでその間自分が楽ができる、という理由もありました。
しかし1歳半を過ぎたころ周りの子どもと比べてみて、
自分の子どもがまったくスプーンやフォークなどの道具に興味がないことに気が付きました。
親がスプーンや箸をつかっていても一切欲しがりません。
スプーンでの介助は受け入れますが、とにかく手づかみ食べラブなんです。
やわらか~い豆腐やヨーグルトが出てきても手で食べようとしていました。
スプーンを握らせてみましたが、横にそっと置かれてしまい、一生懸命指でヨーグルトをつかむ姿に笑ってしまうときもありました。
手づかみ食べ1歳6か月 焦ってもしょうがない!スプーンは用意
嫌がるスプーンをわざわざ無理やりもたせて食事するのはこちらも精神的につらいので、「スプーンで食べて」という言葉がけは一切しませんでした。
「まあ2歳くらいにはスプーンを握れてるといいなぁ」くらいの気持ちで、手づかみラブの娘の食事風景を眺めていました。
娘は好き嫌いが多かったので、とにかく「自分で」「楽しく」「意欲的」に食べられることを大切にしていきました。
このころから、子どもが使わなくても食事の時はスプーン(麺の日はフォーク)を食器の横に常に置くようにしました。
(スプーンフォークで食器や机をたたいたりしてふざけだしたら、道具はささっと回収~)
手づかみ食べ 1歳8か月 少しずつスプーンに興味が出てくる
このころになると、必要以上に自分の手が汚れると「きもちわるいな~」と気づきだしたのか、
「テテ、フイテ」と言うようになってきました。
そこで「スプーン使ってみたら?」とスプーンですくいやすそうなヨーグルトで試してみました。
手首の返しが難しいようでスプーンがひっくり返ってこぼれてしまったり、口に入る前に落ちてしまったり、なかなか苦戦していましたが、想像以上にちゃんと食べられていました。
スプーンもしっかり上からぐっと握れて意外と上手に持てていました。
それから食事の最後にヨーグルトにスプーンを添えて毎日出すようにしてみました。
娘も食事の最後にヨーグルトが出てくるのでうれしそうでした。
手づかみ食べ1歳10か月 3割くらいスプーンで食べるように
相変わらず食事の大半は手づかみをしていますが、3割はスプーンで食べられるように!スローペースですが確実に進んできています。
子どもも少しずつ学習してきたようで、汁物や納豆ご飯など、手では食べにくい物は言葉をかけなくても、自分でさっとスプーンを持って食べるようになりました。
1か月前まではスプーンに山盛りのるだけのったごはんを口につっこみ、食べきれず口からべーーと出してしまっていましたが、
1歳10か月になるとスプーンにのるごはんの量を自分で少量に調整し、口に入れるようになりました。
片手はしっかりお茶碗に手を添えていて、食べこぼしも少しずつ減ってきたように思います。
ちなみに現在まで使用しているのがこちらのエジソンのスプーンフォークです。
フォークはギザギザになっているので麺類がひっかかりやすく、道具を使い始めのこどもにも使いやすそうです。
1年とちょっと毎日手づかみ食べをしてきた結果・・・
まだまだ手づかみの割合の方が多い娘ですが、スプーンを使っているときはなかなか様になっていて驚きました。
最初は「いつまで手づかみ食べをするんだろうか?まったくスプーンを握る気配がないなぁ」と思うくらい手づかみオンリーの娘だったので、少し心配はしていましたが、
長い期間手づかみ食べで学んだことは無駄ではなかったんだと実感しました。
特にそう思ったのが、遅い時期にスプーンを握ったわりには道具をしっかり握れていたことです。手指のちからがしっかりついていたからこそなのかなと感じました。
個人的に感じた手づかみ食べの効果まとめ
- 食べこぼしが少ない
- 口に詰め込みすぎず、ある程度自分で調整できる
- 手指が上手く使えるようになるので道具も上手に使える(手首の動かし方など)
やはり育児本や離乳食本にのっていることはその通りなのだと感じました。
また大切にすることは食事面だけではなく、日中の活動でしっかり体を動かすことも「意欲的に食べる」ことにつながるということも感じました。
箸への移行も、まずはスプーンがしっかり使えるようになってから、焦らずゆっくり見守っていくつもりです。
娘の食事の様子で気になることがあればまた追記します♪
【赤ちゃんの食事アイテム関連記事です♪】
https://www.noziantenna.com/entry/2018/04/22/084711